講演情報
[14p-K504-7]電流注入されたグラフェンからのランダウ準位テラヘルツ発光
〇稲村 文行1、金 鮮美2、寳迫 巌2、パトラシン ミハエル3、小宮山 進4、生嶋 健司1 (1.農工大、2.情報通信研究機構、3.アデレード大学、4.東大院総合)
キーワード:
ランダウ準位、量子ホール効果、テラヘルツ発光
グラフェンではランダウ準位(LL)が非等間隔に形成される。この特異のLLを利用したテラヘルツレーザーの実現可能性が指摘されてきた。しかしながら、当波長領域の検出器が未発達だったため、グラフェンからのLL発光を観測した報告はほとんどなかった。
本研究の目的は、磁場を掃引することにより電流注入されたグラフェンからの発光が磁場により波長可変なLL発光であることを検証することである。
本研究の目的は、磁場を掃引することにより電流注入されたグラフェンからの発光が磁場により波長可変なLL発光であることを検証することである。