講演情報

[14p-P07-44]Li1.3Nb0.3M0.4O2 (M: 3d遷移金属)系正極材料の
原子配列解析とトポロジー解析

〇林 柚那1、北村 尚斗1、石橋 千晶1、井手本 康1 (1.東京理科大学)

キーワード:

リチウムイオン電池、正極材料、局所構造

不規則岩塩型構造のLi1.3Nb0.3M0.4O2(M: 3d遷移金属)はリチウムイオン電池の正極材料として精力的に研究されている。また、この材料には局所的なカチオン配置が存在していることが知られているが、その原子配列には依然不明な点が多い。そこで本研究ではLi1.3Nb0.3M0.4O2(M=Feなど)に注目し、その正極特性を調べるとともに、全散乱データを解析することにより原子配列を検討した。また、得られた原子配列についてパーシステントホモロジーに基づくトポロジー解析を行い、クラスター構造を検討した。