講演情報

[14p-P07-54]駆動電流変調法によるSymmetric Auto-balanced Ramseyを利用したCPT共鳴特性

〇丸山 悠大1、福岡 政大1,2、五箇 繁善1 (1.都立大システムデザイン、2.情報通信研究機構)

キーワード:

Symmetric Auto-balanced Ramsey、駆動電流変調法、超小型原子時計

ライトシフト(LS)は,CPT原子時計の長期安定度を劣化させる最大の要因である.LS低減手法に駆動電流変調法(DCM)によるRamsey-CPT共鳴がある.しかし,Ramsey-CPT共鳴ではLSが残留する.この残留LS低減法としてSABRが注目されている.本研究ではDCMにSABRを適用し,共鳴特性を観測した.本報告では,実験結果よりDCMにおいてSABRでLSが低減可能であることを示す.