講演情報
[14p-P08-6]Sn系2Dペロブスカイト化合物への有機アミンの影響 (I)-フッ素原子の影響-
〇(BC)坂尾 祥平1、李 春慶1、柳田 真利2、白井 康裕2、藤田 正博1、陸川 政弘1、竹岡 裕子1 (1.上智大学、2.物材研)
キーワード:
Sn系ペロブスカイト、2次元ペロブスカイト、含フッ素アミン
Sn系ペロブスカイト化合物はPb系と比較して人体や環境に対する毒性が低いが、Sn2+がSn4+へと容易に酸化されるため、Pb系よりさらに安定性が低いことが懸念されている。本研究では、Sn系2Dペロブスカイト化合物の有機アミンとしてベンジルアミンを用い、フッ素原子の導入及び置換位置と製膜条件の最適化を行い、安定性の向上を検討した。ベンジルアミンのパラ位にフッ素原子を導入することで安定性が向上した。(199字)