講演情報
[15a-K101-5]3次元スピン量子ビット構造のTCADによる解析
〇棚本 哲史1 (1.帝京大理工)
キーワード:
ナノシート、スピン量子ビット、3次元トランジスタ
従来のスピン量子ビットセルは、配線が多く量子ビットの集積化が難しかった。我々は、GAAチャネルが制御と読み出しの両方の役割を果たす、積層量子ビットの新しい構造を提案する。量子ビット は、フローティングゲート(FG)のように、チャネル領域とゲート電極の間のゲート絶縁体に配置する。ここでは、量子ビットをFGとして、余分な電荷がチャネル電流にどのような影響を与えるかを示す TCAD シミュレーションを示す。