講演情報
[15a-K303-3]多孔性配位高分子を利用した四元系金属窒化物の化学組成操作と磁気特性との関係
〇中村 考志1、梅津 理恵2、石崎 学3、栗原 正人3 (1.産総研、2.東北大、3.山形大)
キーワード:
磁性、窒化物、マンガン
マンガン/鉄/ニッケルの三種類を利用し、これらを窒化することでMn, Fe, Ni, Nの四元系窒化物についてさまざまなものをこれまで合成した。
合成した異なるMn/Fe/Ni比率の(Mn, Fe, Ni)N化合物について磁気特性を評価し、Mn:Ni:Fe = 0.10:0.52:0.38の時Mnがない時よりも1.8倍飽和磁化が増大することを明らかにし、飽和磁化が増大する理由を第一原理計算を用いて探索した結果、Mnが結晶格子の中心に存在する時に磁気モーメントが最大になることが明らかとなった。
合成した異なるMn/Fe/Ni比率の(Mn, Fe, Ni)N化合物について磁気特性を評価し、Mn:Ni:Fe = 0.10:0.52:0.38の時Mnがない時よりも1.8倍飽和磁化が増大することを明らかにし、飽和磁化が増大する理由を第一原理計算を用いて探索した結果、Mnが結晶格子の中心に存在する時に磁気モーメントが最大になることが明らかとなった。