講演情報

[15a-K306-2]中赤外光音響分光法による非侵襲血中成分分析 ―異なる測定部位のスペクトル比較-

〇(M1)武田 侑純1、木野 彩子1、松浦 祐司1 (1.東北大院工)

キーワード:

光音響分光法、中赤外光

中赤外光を用いた光音響分光法は,種々の生体構成分子の検出を可能とする.中赤外光の生体への浸透深さは20-30 µm程度とされ,皮膚を対象とした測定においても,角質下にある間質液中の血中成分の測定が可能である.本報告では角質層の厚さが異なるいくつかの部位を対象に得られたスペクトルを比較することにより,血中成分分析に適した部位について検討した.