講演情報
[15a-K306-3]中赤外パッシブ分光イメージングによる疲労度推定を目指した乳酸とグルコースの同時計測
〇岡田 昇汰1、小橋 琉夏1、田原 詩織2、穴吹 大地2、矢野 響2、西村 亜希子3、和田 健司3、西山 成3、石丸 伊知郎1 (1.香川大創造工、2.香川大院創発、3.香川大医)
キーワード:
パッシブ分光法、非侵襲人体計測、疲労度の可視化
中赤外パッシブ分光イメージングにより遠隔で乳酸とグルコースの同時計測を行った。本稿では、運動前後における乳酸起因の放射スペクトルを取得することで運動による疲労度推定の結果を示す。また、疑似カラー画像を作成することで生体内乳酸分布の可視化が可能である。さらに、本手法と採血式乳酸値センサーを比較することで、同様の傾向が得られた。これらの結果から、全身の乳酸分布から体の各部位への集積度の可視化を目指す。