講演情報

[15a-K309-1]単一光子測定に向けたフェムト秒域和周波発生のビーム径最適化

〇河内 優太1,2、Maximilian Hornauer1,2、栗村 直3、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.物材機構)

キーワード:

非線形光学、フェムト秒領域、量子通信

近年の量子通信ではマルチモード化・広帯域化が重要な課題となっている。我々のグループではこれまでパルスポンプ周波数上方変換単一光子検出器を構築し、412 fsの時間分解能を達成した。一方で、結晶内ビーム径の最適化に関して不十分であり、理論的な解析もこれまで未開拓であった。そこで本研究ではフェムト秒領域和周波発生における最適なビーム径の組み合わせを理論的に見つけ、実際に実証実験を行った。