講演情報
[15a-K402-6]蒸着・溶液プロセスを併用した2ステップ法により有機薄膜結晶上に成長させたハロゲン化鉛ペロブスカイトの結晶配向制御
〇神川 郁海1,2、宮寺 哲彦2、山本 晃平2、吉田 郵司2、村上 拓郎2、小金澤 智之3、野田 啓1 (1.慶應大理工、2.産総研、3.高輝度光科学研究センター)
キーワード:
ペロブスカイト、結晶配向、2ステップ法
本研究は,太陽電池の発電層として近年注目されているハロゲン化鉛ペロブスカイト(組成式CH3NH3PbI3,以下MAPbI3)の結晶配向制御を目的とした.ルブレンによるヘテロエピタキシャル成長に注目し,ルブレン,ペンタセンを下地としてMAPbI3を成膜した.斜入射広角X線散乱(GIWAXS)測定を実施した結果,ルブレン,ペンタセンによってMAPbI3の面外配向を制御できることがわかった.