講演情報
[15a-K403-5]表面近傍に高濃度でFeイオン注入した基板上へのGa2O3薄膜の成長
〇大槻 匠1、東脇 正高1,2 (1.情通機構、2.大阪公立大院工)
キーワード:
酸化ガリウム、イオン注入
極限環境下での無線通信機器への応用に向けた横型高周波Ga2O3 MOSFETの開発において、ドレイン電流のリークがしばしば問題となる。これは、大気中に存在するシロキサン由来のSiが基板/エピ層界面に蓄積してリークパスを形成するためである。今回は、基板/エピ層界面に存在するSi(ドナー)の影響を打ち消すために、基板表面近傍にFe(アクセプタ)を高濃度でイオン注入した後に薄膜成長することを試みた。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン