講演情報
[15a-K404-9]光照射およびラビングによる配向膜への異方性誘起
〇(M1)仲野 綾1、宮前 孝行1,2,3 (1.千葉大院工、2.分子キラリティー、3.ソフト分子活性化)
キーワード:
ポリイミド、光配向膜、SFG分光法
ポリイミド配向膜は液晶ディスプレイに用いられる材料である.従来の布によってポリマーを擦ることで配向膜とするラビング法と比べて,非接触で配向膜を製造できることから光配向法が注目されている.配向メカニズムを理解する上で,試料表面の分子状態を調べることが重要である.講演では,それぞれの試料表面に誘起される異方性と分子配向を振動和周波発生分光法を用いて議論する.