講演情報

[15a-K406-6]超伝導共振器を用いた高次バイノミナル符号の符号化

〇見川 巧弥1、竹中 崇了1、角柳 孝輔1、齊藤 志郎1 (1.NTT物性基礎研)

キーワード:

超伝導量子回路、Bosonic符号、バイノミナル符号

共振器内の光子数状態を利用するBosonic符号は、Hardware-efficientに量子誤り訂正(QEC)を行える。特に、すでに実証されている1次のバイノミナル符号は1光子損失のみQEC可能だが、2次のバイノミナル符号は2光子損失もQEC可能である。しかし、3の倍数の超パリティ測定が必要で未だに実証されていない。近年3の倍数の超パリティ測定法が提案された。そこで本研究では、1光子損失と2光子損失のQECの実現に向けて、2次のバイノミナル符号の符号化を行う。