講演情報
[15a-K503-9]転写技術を用いた高次モードSc0.4Al0.6N分極反転2層SMR
〇鈴木 菜々海1,2、下山 航1,2、柳谷 隆彦1,2 (1.早大先進理工、2.材料技術研究所)
キーワード:
ScAlN、SMR、分極反転
分極反転多層構造は高次モードで動作するため単層構造と同一の膜厚でより高周波で駆動することができる。
周波数フィルタの帯域や挿入損失は電気機械結合係数kt2が高いほど有利であり、特に高いkt2を持つ高Sc濃度のSc0.4Al0.6N膜は魅力的である 。
本報告では、Au-Au接合およびエッチングを用いてSc0.4Al0.6N薄膜をブラッグ反射器層上に転写し、その上に再びSc0.4Al0.6N薄膜を成長させた、新たな分極反転2層構造のSMR型共振子を報告する。
周波数フィルタの帯域や挿入損失は電気機械結合係数kt2が高いほど有利であり、特に高いkt2を持つ高Sc濃度のSc0.4Al0.6N膜は魅力的である 。
本報告では、Au-Au接合およびエッチングを用いてSc0.4Al0.6N薄膜をブラッグ反射器層上に転写し、その上に再びSc0.4Al0.6N薄膜を成長させた、新たな分極反転2層構造のSMR型共振子を報告する。