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[15a-K509-3]二段階堆積法を用いたSi(100)基板上への強誘電性HfNx薄膜の形成に関する検討

〇濱田 海夢1、Li Kangbai1、大見 俊一郎1 (1.科学大工)

キーワード:

窒化ハフニウム、ECRスパッタ法、二段階堆積法

本研究では、ECRスパッタ法により、Si(100)基板上に窒素組成を制御した初期層HfNx堆積後、HfN1.15を堆積する二段階堆積法を用い、HfN/Si(100)界面近傍の結晶性向上に関する検討を行った。従来のHfN1.15単層で構成されたMFSダイオードと比較して、二段階堆積法を用いた場合、残留分極(2Pr)は400℃/5minの熱処理で6.10μC/cm2から6.74μC/cm2に増加した。