講演情報
[15a-P02-10]電子受容性分子の添加による液晶/有機蛍光体混合膜の蛍光特性評価
〇(B)黒河内 嵩大1、柴田 陽生1、木村 宗弘1 (1.長岡技科大)
キーワード:
有機蛍光色素、液晶、電子受容性分子
高効率なハウス農業を行う波長・偏光制御フィルムに向け、当研究室ではホスト液晶の配向に沿って並ぶ有機蛍光色素を明らかにした。しかし、葉緑素の吸収波長を満足する蛍光材料の選定に制約が伴う。本研究では、有機蛍光色素分子Coumarin 6と電子受容性分子との相互作用による蛍光波長の拡張化について検討した。その結果、微量な電子受容性分子の添加は液晶分子の配向を乱さず、Coumarin 6単成分にはない蛍光波長が得られることを見出した。