講演情報

[15a-P02-18]Pb(II)/Bi(III)/Te(IV)を用いた一次元らせんペロブスカイト結晶薄膜のキロプティカルデバイス特性

〇(M1)鈴木 ひかり1、中村 大輝1、石井 あゆみ1 (1.早大先進理工)

キーワード:

一次元らせん構造、円偏光検出、ハロゲン化ペロブスカイト

本研究では、空間反転対称性が破れた結晶構造とスピンが寄与するキラル光学特性を利用した円偏光検出システムの創製を目的としている。これまでに、有機キラル分子とハロゲン化鉛から形成される一次元らせん構造の薄膜を受光層としたデバイスを作製し、紫外領域の円偏光の直接検出に成功した。今回、Pb(II)をBi(III)やTe(IV)に置換した一次元らせん薄膜の作製に成功し、可視領域での円偏光検出を達成した。