講演情報
[15p-K101-5]2.xD/3D集積・パッケージング技術
〇栗田 洋一郎1 (1.東京科学大学)
キーワード:
チップレット、3D集積
半導体集積回路技術において、ムーアの法則の鈍化やフォン・ノイマンボトルネックといった、集積規模や統合密度の限界が、人工知能を代表とするアプリケーションにおいて性能や電力のボトルネックになっている。集積回路チップ間の接続帯域を維持したまま、異なる製造方法や機能・構造のチップを多数集積することで最適かつスケーラブルに能力を拡張できる可能性があるチップレット集積技術は、このような課題を解決する有力な手法として注目されている。本講演では、これまでの集積回路技術の成り立ちと限界、これを補完する2.xD/3D集積技術の研究開発の歴史をレビューする。そのうえで、現在の最新の開発状況、アプリケーションと課題を述べ、東京科学大学を中心としたチップレット集積プラットフォーム・コンソーシアムでのチップレット集積基盤(2.xD集積)、3D集積、光集積を含む研究開発活動を紹介する。
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