講演情報

[15p-K302-1]GaSb系 III-V 希薄窒化物混晶を用いた熱輻射発電デバイスの作製と評価

〇(M1C)久野 倭1、中村 徹哉2、川崎 天聖1、大田 遵平1、山根 啓輔1 (1.豊橋技科大工、2.宇宙機構)

キーワード:

熱輻射発電、GaSb、希薄窒化物

熱輻射発電は、低温熱浴に向けた狭バンドギャップ半導体pn接合を利用して逆方向起電力を生成する技術で、宇宙空間での長期間にわたる電力供給手段として注目されている。本研究では、活性層にGaSbNを用いたデバイスを分子線エピタキシー法で作製し、温度差340°C時の測定を実施した。その結果、最大出力15.2 pWが得られ、熱輻射発電デバイスの実現可能性が示された。