講演情報

[15p-K402-2]波長変換技術を用いた高輝度・長寿命緑色CsPbBr3ナノ結晶LEDの開発

〇(M2)横田 大輔1、柳橋 健人2、齋藤 心護1、阿部 遥2、上條 蓮2、千葉 貴之2、大音 隆男1 (1.山形大院理工、2.山形大院有機)

キーワード:

ペロブスカイトナノ結晶、窒化物半導体、LED

青色InGaN LEDと緑・赤色ペロブスカイトナノ結晶(PNC)を組み合わせた波長変換素子は化学的に安定な窒化物半導体だけに電流注入するため,PNCの劣化が抑制されて高安定・高輝度な発光が得られる.本研究では,青色InGaN LED上にポリマーバインダー分散型CsPbBr3 NCを組み合わせることで外部量子効率~20%の緑色変換LEDを実証し,480時間を超える素子半減寿命に成功した.また,定格電流時にはハイダイナミックレンジ(HDR)を超える輝度(2.5 × 105 cd/m2)を達成した.