講演情報
[15p-K402-9]フタロシアニンをパッシベーション層に用いたペロブスカイト太陽電池
〇柴山 直之1 (1.桐蔭大)
キーワード:
ペロブスカイト太陽電池、パッシベーション材料
p型有機半導体であるGaフタロシアニン水酸化物(OHGaPc)をパッシベーション層として検討した。この材料の特徴は、従来使用されてきた絶縁性のパッシベーション材料とは異なり、p型半導体であるためキャリア輸送が可能であることに加え、水酸基を有することによってペロブスカイト結晶の最表面に存在する欠陥を補償できる点にある。これにより、電荷輸送機能とパッシベーション機能の双方が期待される。
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