講演情報
[15p-K404-18]TWA法によるシアノビフェニリル系二量体液晶の相転移における熱拡散率異方性発現過程測定
〇相澤 大地1、劉 芽久哉2、古屋 秀峰1、荒岡 史人3、森川 淳子1 (1.東京科学大、2.産総研、3.理研)
キーワード:
液晶、熱拡散率
CBA-nは2つのシアノビフェニリルメソゲンコアが柔軟な鎖状部によって結ばれた分子構造を持つ二量体液晶である。CBA-9,10は相転移時に鎖状部のコンフォメーションに対応して異なる異方性発現過程を示すことが知られている。本研究では温度波熱分析(TWA)法を用いてCBA-9,10のダイレクター水平、垂直方向の熱拡散率を測定し、偏光顕微鏡によるモルフォロジー観察と合わせて二量体液晶の異方性発現過程を明らかにすることを目的とする。