講演情報
[15p-K404-3]フッ素系置換基を導入したカルバゾールデンドリマーの自発的配向分極
〇(M1)岩間 海翔1、中尾 晃平2、川島 恭平2、森 俊文2、久村 絵里2、角町 駿太3、中野谷 一3、安達 千波矢3、アルブレヒト 建2 (1.九大総理工、2.九大先導研、3.九大OPERA)
キーワード:
自発的配向分極、エレクトレット、カルバゾールデンドリマー
有機半導体材料を蒸着した際に分子の双極子モーメントが一部配向する事で、自発的配向分極(SOP)が起こる事が知られている。SOPが誘起して生じる巨大な表面電位(GSP)は、振動発電素子などに使用可能なエレクトレット材料への応用が期待されている。本研究ではカルバゾールデンドロンに配向性を制御するフッ素系置換基を導入した分子を合成し、エレクトレット材料としての特性と構造の相関を明らかにする。