講演情報
[15p-K503-1]FeRAM用Pb(Zr,Ti)O3 薄膜における抗電界の膜厚依存性
〇恵下 隆1、王 文生、中村 亘1、及川 光彬1、佐藤 のぞみ1、彦坂 幸信1、渡邉 純一1、齋藤 仁1、永井 孝一1 (1.RAMXEED)
キーワード:
強誘電体メモリ、チタン酸ジルコン酸鉛、抗電界
我々は、FeRAMの低電圧化(5 Vから1.8 V)のために、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)系強誘電体を150 nmから75 nmへ薄膜化してきた。先行研究では,PZTを薄くすると抗電界(Ec)が増加する実験結果とその理論的な説明がなされていた。我々が行ったPZTの薄膜化ではEcの増加は見られなかった。PZT・電極界面での相互拡散抑制などの界面制御を行っており、これが薄膜化によるEcの増加を抑制したと考えられる。
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