講演情報
[15p-K503-5]帯電材料カリウムイオンエレクトレットにおけるSiO5構造の負電荷蓄積機構と検出方法の理論的解析
〇(M2)桐越 大貴1、大畑 慶記1、洗平 昌晃1,2、石黒 巧真3、三屋 裕幸3、年吉 洋4、橋口 原5、白石 賢二1,2 (1.名大院工、2.名大未来研、3.鷺宮製作所、4.東大生産研、5.静大院工)
キーワード:
エレクトレット、振動発電、エナジーハーベスティング
カリウムイオンエレクトレット(KiE)は安定した振動発電の材料として注目されている。KiEは負に帯電する材料であり、我々はこの負電荷蓄積の起源が5配位Siで形成されるSiO5構造だという可能性を理論計算で発見し、 SiO5構造の存在の可能性を理論計算によって幾度も確認してきた。しかし、SiO5構造は実験的に容易に観察できない。本研究では、第一原理計算を用いてSiO5構造の特徴的な性質を探索し、実験によるSiO5構造の確認について議論する。
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