講演情報

[15p-K504-12]周波数安定化に向けたサブテラヘルツ領域における回転遷移のラムディップ分光

〇江口 航平1、有川 敬2,3、田中 耕一郎1 (1.京大理、2.兵庫県立大学、3.JSTさきがけ)

キーワード:

テラヘルツ、精密分光

低位相ノイズ・狭線幅なテラヘルツ光源の実現に向けて、気体分子の回転遷移を用いた周波数安定化が注目を集めている。その一方で、ラムディップの利用は全く行われておらず、また、回転遷移の吸収飽和に関する報告はごくわずかである。本研究では光コムをベースとする超狭線幅テラヘルツ光源により気体分子回転遷移の飽和分光を行った。圧力依存性・励起強度依存性を理論と比較し、モデルの有効性を確認した。