講演情報
[15p-K508-9]輪帯位相板を用いたWavefront Codingによる原子炉遠隔目視検査カメラの傾斜視野拡大
〇島野 健1、松井 祐二1、三木 将裕1、長沼 潤一郎2、永島 良昭2 (1.日立研開、2.日立GE)
キーワード:
波面符号化、原子炉検査カメラ
再稼働が進む原子力発電所の定期検査の1つとして水中カメラによる遠隔目視検査が行われている。検査時間短縮のため圧力容器の検査面が必ずしもカメラに正対しない場合でも、亀裂が発生した場合に広い視野でその亀裂が視認できることが求められる。我々は波面符号化(Wavefront Coding:WFC)により光軸に対し傾斜した検査面内の視野拡大効果を確認したので報告する。