講演情報

[16a-K103-3]ボルトの軸力測定を目指した圧電微小超音波トランスデューサの試作と実現可能性の検討

〇石松 祥1、大瀧 朱夏1、下山 達也1、岩田 侑次郎1、吉田 慎哉1 (1.芝浦工大工)

キーワード:

圧電微小超音波トランスデューサ

インフラのボルトの緩みは橋梁の崩落などの重大事故につながるため,より簡便で高信頼性なボルト軸力管理法が求められている.現在,圧電微小超音波トランスデューサ(pMUT)で超音波飛行時間(ToF)測定を行う方法が提案されているが,先行研究で試作したpMUTは受信感度が低いことが課題であった.本研究では,受信感度を向上させたデバイスを試作し,ボルトを用いたToF測定実験を通じてその実現可能性を検討した.