講演情報
[16a-K209-5]マルチプレクサを用いない超伝導ストカスティック加算回路の設計
〇萬代 結弥1、吉川 信行1,2、山梨 裕希1,2 (1.横国大院理工、2.横国大IAS)
キーワード:
SFQ、ストカスティックコンピューティング
ストカスティックコンピューティング (SC) は演算回路面積が小さい計算方法である。しかし、計算時間が長い欠点がある。超伝導単一磁束量子 (SFQ) 回路は高速動作でその欠点を補える。従来のマルチプレクサによる SC 加算は制御信号に用いる乱数が計算誤差を大きくしていた。CMOS の先行研究では外部からの制御信号を用いない SC 加算回路が提案されている。その SC 加算回路を改良し SFQ 回路に適用することで高精度かつ低面積な SFQ 加算器を実現する。