講演情報
[16a-K301-8]4H-SiC表面へのNラジカル窒化過程における表面N密度の飽和現象とその原因の調査
〇(M1)吉田 遥希1、女屋 崇1、喜多 浩之1 (1.東大院新領域)
キーワード:
SiC、ラジカル窒化
SiC界面の窒化の主な手法であるNOアニール窒化では、酸化による窒素の脱離によりSiC/SiO2界面N密度が長時間の窒化で飽和してしまう。そこで、本研究では酸化が大幅に抑制された手法であるNラジカル窒化を用いたが、NOアニール窒化と同様のN飽和挙動が確認された。この原因の一つは真空中での加熱によるNの脱離であったが、Oなどの活性種によるN脱離反応も同時に進行している可能性がある。
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