講演情報

[16a-K303-8]大気圧グロープラズマを用いて流路処理したカルボキシメチルセルロース水溶液の分解効率改善

〇(M1)中島 生人1、大野 桂太郎1、奥田 涼介1、前林 正弘1、伊貝 知紘1、志水 元亨1、加藤 雅士1、伊藤 昌文1 (1.名城大)

キーワード:

プラズマ、バイオエタノール

全世界的な SDGs および脱炭素の機運が高まり化石資源に頼らない社会構築が喫緊の課題となっている。稲わらなどのリグノセルロース系バイオマスを利用したバイオエタノールが注目されている。しかし、生産過程における前処理の主流な方法は酸・アルカリを用いた手法であり、耐酸・アルカリ装置を必要とし、中和工程を含む廃液処理の環境負荷が高いことから、その代替手法が求められる。そこで我々は環境負荷の低減が見込まれる大気圧グロープラズマに注目した。