講演情報
[16a-K305-3]光導波路を用いたキャビティリングダウンシステムにおけるログアンプによる高感度化
〇(B)大川内 健太1、姜 海松1,2、浜本 貴一1,2 (1.九州大学 工学部融合基礎工学科、2.九州大学 大学院総合理工学府)
キーワード:
キャビティリングダウン分光法、光導波路、呼気分析
光導波路を用いたキャビティリングダウン分光法(CRDS)による小型呼気センシングシステムの研究開発を行っている.システムのさらなる高感度化に向けて,ログアンプ適用手法に関する検討を行った.その結果,測定下限が大幅に下げられ,リングダウンタイムはおよそ20倍向上した.これは実質的にCRDSにおけるキャビティ長が向上したことを意味し,システムの感度は約20倍の改善が得られることを明らかにした.