講演情報
[16a-K305-6]ダイヤモンド色中心量子演算向けアルミナ交差導波路の損失低減
〇山口 拓人1、伏見 直樹1、肥田 勝春1、北川 涼太1、宮澤 俊之1、河口 研一1、石原 良一2、佐藤 信太郎1 (1.富士通、2.デルフト工科大)
キーワード:
アルミナ、交差導波路、可視光
ダイヤモンド色中心を用いた量子コンピュータは、光接続によるスケーラブルな量子ビット結合が可能であるが、遠隔量子ビット間の自由度の高い接続には交差導波路が不可欠である。可視光域における交差導波路は従来SiNでの実証に限られていた。我々は低損失アルミナ導波路プラットフォームにおいて交差導波路を設計・作製し、赤色光における損失を0.12 dBに低減した。本成果により、離れた量子ビット間での高効率な光接続が期待できる。