講演情報
[16a-K505-1]Tersoff-NN:ボンドオーダーのみを機械学習するハイブリッド型ポテンシャルの開発(I)
〇(M2)西村 祐亮1、平井 健太郎1、渡邉 孝信1 (1.早大理工)
キーワード:
機械学習原子間ポテンシャル、結合次数、分子動力学シミュレーション
第一原理計算で得られるデータを学習する機械学習原子間ポテンシャルは、大規模な系での分子動力学計算を可能にするが、計算時間が長く未知構造への予測力が低い。そこでTersoffポテンシャルを基に、MLPを用いてボンドオーダーを計算するハイブリッド型機械学習ポテンシャルであるTersoff-NNを開発した。Tersoff-NNポテンシャルは、学習対象のTersoffポテンシャルを再現し、Tersoffポテンシャルの約2倍の計算時間で分子動力学計算を実現した。