講演情報
[16a-K508-11]顕微ラマン分光法によるTSV周辺Si歪の横方向分布評価
〇藤森 涼太1、伊藤 佑太1、横川 凌2、小椋 厚志1,2、大野 力一3、嵯峨 幸一郎3、岩元 勇人3 (1.明治大理工、2.明大MREL、3.ソニーセミコンダクタソリューションズ)
キーワード:
Si貫通電極、ラマン分光法、Si歪
3次元チップ積層技術に不可欠な配線技術であるThrough Silicon Via (TSV)は、周囲のSiに複雑な歪を誘起し、この領域に作製するトランジスタ特性に多大な影響を及す。TSVが及ぼす歪の距離や大きさの理解は重要な課題であるが、試料加工に伴う歪緩和が生じるため、歪の詳細な理解が難しい。本研究ではラマン分光法を用いて、TSV周辺のSiの歪を測定し、試料断面位置の影響を評価した。