講演情報

[16a-P03-15]ルーピング期心臓への超音波刺激がもたらす影響

〇野口 陸斗1、別段 瑞周1、山﨑 隆一郎1、守山 裕大1,2、三井 敏之1 (1.青学大理工、2.JST さきがけ)

キーワード:

光干渉断層撮像法、発生、心臓

心臓の形態形成のメカニズムは未解明な部分が多く、物理的な刺激が関与している可能性が示唆されている。本研究ではニワトリ胚の発生初期の心臓に10 MHzの超音波を照射し、無殻培養法とSS-OCTを組み合わせた観察系を用いて発生過程を継続的に観測した。結果として心臓の流出路付近の狭窄やルーピングの阻害が確認された。超音波が心臓のルーピングに及ぼす影響をその強度の違いから議論を行う。