講演情報

[16a-P03-5]円偏光散乱によるがん検出のための生体模型の作製

〇(B)福野 光音1、齊藤 茜1、マスキー ラジャ マイク1、西沢 望1 (1.北里大理)

キーワード:

円偏光、光学生検、光散乱

生体組織内部での円偏光の偏光解消は内部の細胞核の径に依存することから細胞核異型を伴う癌組織の検出に有効であると考えられている。系統的実験を行うため我々は生体模型の作製と評価を行っており、細胞核を模したポリスチレン(PS)ビーズの紫外線硬化樹脂中での分散を確保することが課題である。本研究では、界面活性剤を添加し、その効果を逆モンテカルロ法により同定した光学定数および円偏光解消により評価した。