講演情報

[16p-K102-4]スピン偏極走査電子顕微鏡(スピンSEM)

〇孝橋 照生1 (1.日立)

キーワード:

磁区、スピン偏極、SEM

スピン偏極走査電子顕微鏡(スピンSEM)は,磁性体試料の内部の電子を2次電子として取り出し,そのスピン偏極度を検出することにより,磁性体の表面磁化分布を可視化する装置である.高い空間分解能(数nm)や磁化ベクトルの3次元解析などの特長を有し、様々な磁性材料やデバイスを観察対象として発展してきた。本講演ではスピンSEMの原理や構造、応用例などを、最近の進展を踏まえて解説する。