講演情報
[16p-K102-6]高空間分解能・高時間分解能を実現する交番磁気力顕微鏡の進展
〇齊藤 準1 (1.秋田大理工)
キーワード:
磁気力顕微鏡
交番磁気力顕微鏡は、従来は困難であった試料表面近傍での磁気力検出を、大気雰囲気中で実現することにより、空間分解能を大幅に向上させた磁気力顕微鏡であり、磁気力のゼロ検出と極性検出が可能である。現在、空間分解能は最小3 nm程度、計測できる磁場の周波数範囲は、直流から最大40 GHz程度であり、弱磁場のみならず強磁場の観察も可能である。講演では、これらのイメージング技術について、観察例を交えて紹介する。