講演情報

[16p-K103-9]ナノワイヤー単一細胞機能制御診断法

〇猪瀬 朋子1,2,3 (1.京大白眉センター、2.京大iCeMS、3.JSTさきがけ)

キーワード:

ナノワイヤー、プラズモニクス、単一生細胞

近年、同一の細胞集団でも個々の細胞で核酸やタンパク質の発現量に違いが生じる「細胞の不均一性」が存在することが明らかになってきた。そのため単一細胞レベルでその機能を精密に制御する技術の開発は生命現象理解において重要である。本研究では、単一細胞機能制御を目指し、プラズモニックナノワイヤーと光応答性分子を融合することで単一生細胞内任意位置に存在する分子の定量検出と分子導入が可能な光技術の基盤を構築した。