講演情報
[16p-K203-4]量産可能な二次元ナノカーボンの製造法の確立と機能開拓
〇仁科 勇太1 (1.岡山大基礎研)
キーワード:
カーボン、酸化グラフェン、2次元
近年,グラフェンを代表とする二次元ナノカーボンの研究が盛んに行われている。本講演では,主に酸化グラフェン(GO)に着目する。GOは安価かつ大量に入手可能な黒鉛を化学的酸化処理することにより合成できるという利点がある。GOは取り扱い容易な溶液状態でハンドリングが可能なため,期待されているアプリケーションは極めて広い。GOの量産化および目的の物性を得るための適切な化学修飾法や用途開拓を紹介する。