講演情報

[16p-K304-1]CO2-LIBSによる土器産地特定に向けた粘土元素分析

〇栗原 一嘉1、三屋 力規1 (1.福井大教)

キーワード:

レーザープラズマ、LIBS、元素分析

土器の産地特定については蛍光X線分析(XRF)を用いて既に実施されているが、CO2レーザー誘起ブレークダウン分光(CO2-LIBS)を用いても実施できることを示す。XRFで元素分析された粘土標準試料を使うことによりCO2-LIBSでも元素組成の定量分析(K-CaプロットとRb-Srプロット)を実現できる。磁場閉じ込めと減圧下で測定することにより高い精度の定量分析が可能となる。