講演情報

[16p-K404-5]電子遷移速度定数予測手法の開発とMR-TADF材料への応用

〇志津 功将1、梶 弘典1 (1.京大化研)

キーワード:

有機EL、速度定数、MR-TADF

発光過程は複数の振電遷移素過程が組み合わさる複合過程であり、そのメカニズム解明と特性予測は重要である。MR-TADF材料(BNSS)についての理論解析から、遅延蛍光はT2を経由する複合過程であることが示された。BNSSのSをTeに置換した分子(BNTeTe)に対する解析から、BNTeTeでは、他の重要な因子に悪影響を及ぼすことなく、Teの重原子効果によりRISCが高速化されることが示唆された。

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