講演情報
[16p-K406-1][第57回講演奨励賞受賞記念講演] メトロノミック光線力学療法の実現に向けたフレキシブルエレクトロニクスを用いた薄膜状発光デバイスの開発
〇齋藤 優人1、登倉 大貴2、横式 康史3、德田 崇4、野本 貴大2、藤枝 俊宣1,5 (1.東京科学大生命理工、2.東大院総合文化、3.青学大理工、4.東京科学大工、5.東京科学大ASMat)
キーワード:
高分子薄膜、フレキシブルエレクトロニクス、光線力学療法
メトロノミック光線力学療法 (mPDT) は、微弱光を継続的に照射することで光増感剤を励起させ続け、抗腫瘍効果の発揮を目指すPDTの一類型である。本研究では、mPDTの生体深部での適応を目指し、フレキシブルエレクトロニクス技術による柔軟な発光デバイスを開発した。具体的には、ポリ乳酸薄膜上に印刷配線を転写することで薄膜状の発光デバイスを作製し、がん細胞と担がんモデルマウスにおいてデバイスを用いて抗腫瘍効果を検証した。