講演情報

[16p-K501-13]速中性子イメージャーによる高エネルギー加速器施設での中性子飛来方向特定の実証実験

〇松村 徹1、塩見 公志2、南條 創3、野村 正2、Lim GeiYoub2、渡辺 丈晃2 (1.防衛大、2.KEK素核研、3.阪大理)

キーワード:

中性子計測

高エネルギー加速器施設における中性子バックグランド源の特定を目的として,J-PARCのKL実験エリア遮蔽体上部において中性子飛来方向を測定した。中性子検出器として, 17枚のリチウムガラスとポリエチレン減速材からなる速中性子イメージャーを利用した。ビーム強度81kWで10分間の測定により,遮蔽体下方から上向きに飛来する中性子が観測され,速中性子イメージャーが加速器実験施設における中性子源特定に利用できることを実証した。