講演情報

[16p-K506-14]円偏光フェムト秒レーザーパルスによる縞状表面周期構造の形成

〇松尾 繁樹1、藤本 健太郎1 (1.芝浦工大工)

キーワード:

円偏光、フェムト秒レーザー、レーザー誘起表面周期構造

レーザー誘起表面周期構造の研究において,直線偏光を用いると縞状の周期構造が,円偏光を用いるとドットからなる周期構造が形成されることが,一般に認識されている。われわれは,円偏光フェムト秒レーザーパルスを走査しながら照射することにより,シリコン基板表面に縞状の周期構造が形成される現象を見出した。縞の方向は走査方向に対して垂直であり,縞の周期はレーザーの波長とほぼ同じだった。