講演情報
[16p-K506-6]海洋生分解性ポリマー表面に作製したレーザー誘起黒鉛化炭素構造を用いた熱電発電
〇加藤 槙莉2、服部 雄真2、寺川 光洋1,2 (1.慶大理工、2.慶大院理工)
キーワード:
レーザー誘起黒鉛化、生分解性ポリマー、熱電発電
温度差によって起電力が生じるゼーベック効果を利用した熱電発電は、環境中に存在する熱エネルギーを電気エネルギーへと変換可能である。本研究では海洋生分解性ポリマーのレーザー誘起黒鉛化によって導電性を示す黒鉛質炭素構造を作製し、作製構造を用いた熱電発電を実験実証した。作製構造の両端に温度差を与えると起電力が生じ、温度差の増大に伴って電位差が増大した。また作製構造はp型の熱電特性を示すことが確認された。
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