講演情報
[16p-P04-4]水晶振動子マイクロバランス法によるリエントラント液晶の粘弾性解析
〇(B)金井 準1、松原 亮介1、久保野 敦史1 (1.静岡大工)
キーワード:
液晶、リエントラント液晶、QCM法
液晶は、一般的に温度降下に伴ってより秩序度が低い相へと転移するが、極性の強い2種の分子を混合することによって再度秩序度の高い相が現れることが知られている。これはリエントラント液晶と呼ばれているが、その発現機構については明らかになっていない。したがって我々は、バルクとは異なる物性を示す液晶・高分子界面に着目し、水晶振動子マイクロバランス法により界面粘弾性の測定を行った。