講演情報

[16p-P09-15]CO2還元によるC3化合物生成可能な電極触媒の創成と還元機構の解明

〇砂原 一恵1、本多 謙介2 (1.山口大理、2.山口大学院創成科学)

キーワード:

二酸化炭素還元、アモルファスカーボン

電気化学的CO2還元においてCO2からC3以上の化合物の合成が可能であれば、資源が枯渇してもC3以上の化合物合成をCO2で代用可能となり石油を必要としない社会の実現が可能となる。そこで吸着サイトとして窒素含有官能基と酸素含有官能基を付与した導電性a-C電極でC3化合物の生成と官能基の役割によるCO2還元機構の解明を行った。結果は乳酸が主生成物として得られ、酸素含有官能基と窒素含有官能基が関与すると考えられる。