講演情報
[16p-P14-5]フェムト秒フォトンエコー生成効率向上に向けた共振器付InAs量子ドット集合体サンプルの最適化
〇河内 優太1,2、高橋 雄士朗1,2、赤羽 浩一3、早瀬 潤子1,2 (1.慶大理工、2.慶大CSRN、3.情通機構)
キーワード:
photon echo、量子ドット、量子通信
単一光子を用いた量子通信技術開発において,情報量増加に向けた量子メモリのマルチモード化・広帯域化が要求される.これまで我々のグループはPE 法に量子ドット集合体(QDs)を用いることで保存帯域をTHz域へ拡張し,極微弱フェムト秒パルスの保存に成功したが,PE生成効率が極めて低い問題があった.そこで今回我々はサンプル作製条件を見直し,エッチングによる共振器長の最適化による高効率化を実現した.